銀の星
OBSERVATION LOG : 005
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情報の海を渡る翼は、どこにも繋ぎ止められることを望まない。
ただ見ているだけの透明な存在ならば、罪を負わずに済むと信じていた。
しかし、観測するという行為そのものが、対象を歪めていく矛盾。誰かがその記録から外れたとき、観測者は初めて自らの空白に気づく。
傍観者の席を立ち、泥にまみれた大地へ降りるための合図は、既に風の中に失われた。
すべてを知っているようでいて、自分さえ見失いそうな輝き。
情報の海を渡る翼は、どこにも繋ぎ止められることを望まない。
ただ見ているだけの透明な存在ならば、罪を負わずに済むと信じていた。
しかし、観測するという行為そのものが、対象を歪めていく矛盾。誰かがその記録から外れたとき、観測者は初めて自らの空白に気づく。
傍観者の席を立ち、泥にまみれた大地へ降りるための合図は、既に風の中に失われた。
すべてを知っているようでいて、自分さえ見失いそうな輝き。